日本大百科全書(ニッポニカ) の解説 ホードメゼバーシャルヘイほーどめぜばーしゃるへいHódomezövásárhely ハンガリー南東部、チョングラード県の都市。人口4万9382(2001)。大平原南東部の地方中心都市で、市名は「ビーバーが原の市場」を意味し、周辺農村地帯の物産の集散地。中小規模の陶磁器、繊維、木工工場がみられる。装飾的なマジョリカ焼の工芸陶器、絹刺しゅう織などの産地として知られる。市内の博物館(美術館)にはヤーノシュ・トルニャイJános Tornyai(1869―1936)の絵画が収蔵されている。[古藤田一雄] 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例