ホープウェル文化(読み)ホープウェルぶんか(英語表記)Hopewell culture

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ホープウェル文化」の意味・わかりやすい解説

ホープウェル文化
ホープウェルぶんか
Hopewell culture

アメリカイリノイ州オハイオ州に発達した形成期文化 (前 500~後 500) 。東部の墳墓塚文化の伝統ひき,これに北方的な文化要素が加わっている。複雑な埋葬儀礼を行い,縄文土器,細石刃,モカシン靴,台付きパイプ,雲母や銅の装飾品が製作された。また東部から南部にまたがる広大な地域と交易を行い,各地の文化に影響を与えた。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

お手玉

世界各地で古くから行われている遊戯の一つ。日本では,小豆,米,じゅず玉などを小袋に詰め,5~7個の袋を組として,これらを連続して空中に投げ上げ,落さないように両手または片手で取りさばき,投げ玉の数や継...

お手玉の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android