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縄文土器 じょうもんどき

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

縄文土器
じょうもんどき

日本の石器時代 (縄文時代 ) 土器の呼称。土器面に施された縄目文様から名づけられた。北は北海道,礼文島,千島から南は奄美大島,沖縄の南西諸島にまで分布するが,すべての土器に縄文が施されていたわけではない。

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デジタル大辞泉の解説

じょうもん‐どき【縄文土器】

縄文文化の土器。縄文をもつものが多いところからの命名。セ氏600~800度程度で焼成した赤・暗褐色の軟質土器で、深鍋を主要な器とし、複雑な形の器も少数伴う。口が幾山かの起伏をもつ波状口縁の存在も特徴的。縄文式土器

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百科事典マイペディアの解説

縄文土器【じょうもんどき】

北海道〜九州南方の諸島に分布する石器時代の土器。縄目(なわめ)文の多いことからこの名があるが,明治・大正期には貝塚土器,石器時代土器などと呼ばれた。黒褐色茶褐色を呈し,文様には,縄目文のほか,沈線文,押型文などがある。
→関連項目亀ヶ岡遺跡東三洞遺跡弥生土器

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防府市歴史用語集の解説

縄文土器

 土器の表面にひもや棒に巻きつけたひもを押し付け、模様をつけた土器を言います。ひも跡のない土器もあります。地域によってまったく違う形をしています。日本の土器では最も古いものです。

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世界大百科事典 第2版の解説

じょうもんどき【縄文土器】

縄文時代に行われた土器の総称。その名はE.S.モースが1877年に発掘した大森貝塚発見の縄目文様をもつ土器をcord marked potteryと説明したことに由来する。縄文式土器,縄紋土器と同義であるが,貝塚土器,アイノ式土器,石器時代土器などとよばれたこともあった。日本列島のほぼ全域に分布するが,一時的に北は南千島,南は沖縄本島に達している。地方ごと,時期ごとに形態や文様をはじめ,製作法などの流儀作法全般にわたる独特な特色を示す様式があり,縄文時代全体を通じて約70様式の消長が知られている。

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大辞林 第三版の解説

じょうもんどき【縄文土器】

縄文時代に製作・使用された土器。表面に縄文のあるものが多い。焼成温度が低いため黒褐色や赤褐色を呈するが、時期・地域による型式の差は大きい。縄文式土器。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

縄文土器
じょうもんどき

縄文文化の土器。縄目文様(なわめもんよう)をもつものが多い。[編集部]

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世界大百科事典内の縄文土器の言及

【陶磁器】より

…なお東南アジアの陶磁については,〈タイ陶磁器〉〈ベトナム陶磁器〉の項を参照されたい。
【日本】

[縄文土器と弥生土器]
 日本最古のやきものは縄文土器であり,その発生はいまから1万2000年前にさかのぼる。その後,前3世紀の弥生時代に移るまで1万年近い歴史をもっている。…

【日本美術】より


[日本美術の発祥――縄文美術]
 日本美術の歴史は,以前は弥生時代,古墳時代あたりから説をおこされるのが普通であったが,近ごろでは縄文土器の芸術性が認識され,縄文時代にさかのぼるものとされている。遺品にてらしてみるならば,縄文土器の加飾法が進んで美的効果を伴うようになった縄文早期後半あたりから日本美術の歴史が始まるとみてよいだろう。…

【弥生土器】より

…弥生文化に用いられた軟質,赤焼きの土器。縄文土器に後続し,古墳時代の土師器(はじき)に先行する。1884年に東京本郷の弥生町向ヶ丘貝塚(弥生町遺跡)で採集された土器がもとになって,90年代から〈弥生式土器〉の名称が生まれた。…

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