改訂新版 世界大百科事典 「ホーワス」の意味・わかりやすい解説
ホーワス
Haworth
出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
…1847年刊。作品の舞台〈嵐が丘〉は,作者が育って死んだイングランド北部ウェスト・ヨークシャーのホーワスの荒涼たる丘陵地をモデルとし,原題の〈ワザリング〉とは,そこに吹きまくる強風の音を模したもの。捨児だった青年ヒースクリフと,彼を拾って育ててくれた地主アーンショーの娘キャサリンとの間の激しい情熱的な愛を描いた物語。…
…シャーロット・ブロンテCharlotte Brontë(1816‐55),エミリー・ブロンテEmily Brontë(1818‐48),アン・ブロンテAnne Brontë(1820‐49)の3姉妹で,いずれもイギリスの詩人,小説家。父パトリック・ブロンテはアイルランド出身で,苦学して大学を出,牧師としてイギリス中部ヨークシャーの教会を転々と回り,1820年荒涼とした寒村ホーワスの教区教会牧師に任命された。3姉妹も幼少のころからこの寂しい土地で暮らし,刺激も娯楽もない毎日の生活を,生まれながら身に備わった強い想像力で慰めた。…
※「ホーワス」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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