ボディ・カラー(その他表記)body colour

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ボディ・カラー」の意味・わかりやすい解説

ボディ・カラー
body colour

絵画用語。不透明水彩絵具または絵具の不透明な効果をいう。グアッシュと同様に色紙や,すでに水彩で描いたデッサンによく用いられ,ハイライトの効果を高めたり,また固有色が強く広がった場合にアクセントをつけるために用いられる。

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世界大百科事典(旧版)内のボディ・カラーの言及

【水彩】より

…透明性も水彩の特色の一つと考えられているが,これに増粘剤(膠(にかわ))を混入すると不透明性が得られ,これをグアッシュと呼ぶ。またより重厚なマティエールを出すため,これに不透明な白色顔料(ボディbody)を加えることが多いので,不透明水彩をボディ・カラーと呼ぶこともある。また煤(すす)から作られるビスター,イカの墨から作るセピアで描いた単色画も水彩に近いものをもっている。…

※「ボディ・カラー」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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