改訂新版 世界大百科事典 「ボヒュスレン」の意味・わかりやすい解説 ボヒュスレンBohuslän スウェーデン南西部,カテガット海峡に臨むイェーテボリに隣接した海岸部の県。面積4447km2,人口19万8404(1970)。1658年のデンマーク・ノルウェー連合王国のスウェーデンに対する敗北で結ばれたロスキレの和約により,ノルウェーからスウェーデンに譲渡された地域で,その地は行政的にイェーテボリとボヒュスレンに分けられた。切り立った岩石海岸を呈し,農耕地はわずかで,工業もあまり発達していないが,地形から漁港に恵まれ,漁業が主産業となっている。執筆者:村井 誠人 出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報 Sponserd by