改訂新版 世界大百科事典 「ボルセナ湖」の意味・わかりやすい解説 ボルセナ[湖]Lago di Bolsena イタリア中部,ラチオ地方の湖。イタリア第4位の湖で火山湖としては最大。面積114km2,深さ114m,標高303m。古代にはウォルシーニ湖,中世にはサンタ・クリスティナ湖とも呼ばれていた。現在も魚影が濃い。北岸のボルセナの町は13世紀にミサの最中に聖体に血滴が出現した奇跡で知られ,これを記念してウルバヌス4世がオルビエト聖堂を建立した。執筆者:望月 一史 出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報 Sponserd by