化学辞典 第2版 「ボルナン」の解説
ボルナン
ボルナン
bornane
C10H18(138.25).カンファンともいう.天然に存在する二環式モノテルペン類の基本骨格に相当する炭化水素の一種.ショウノウ,ボルニレンなどを還元してつくる.分子内に対称面があるため光学不活性.無色の板状または柱状晶.融点156~156.5 ℃.沸点159 ℃.[CAS 464-15-3]
出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報