ボーレライネン石(読み)ボーレライネンせき

最新 地学事典 「ボーレライネン石」の解説

ボーレライネンせき
ボーレライネン石

vuorelainenite

化学組成(Mn2+,Fe2+)(V3+,Cr3+)2O4の鉱物。立方晶系,空間群Fd3m, 格子定数a0.848nm, 単位格子中8分子含む。微細粒状。黒色,不透明。劈開なし。硬度~6.5, 比重4.64。反射光では褐灰色,内部反射,異方性なし,反射率~16%。スピネルグループで,マンガノクロマイト(mangano-chromite)と固溶体を形成。フィンランドやスウェーデンの変成鉱床から磁硫鉄鉱・ルチル・パイロファン石などに伴う。日本では愛媛県鞍瀬鉱山の変成マンガン鉱床からバナジンに富むざくろ石などと産出する。名称はフィンランド,Outokumpu鉱山会社の地質探査技師Y.Vuorelainenにちなむ。

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出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

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