日本歴史地名大系 「ポンモシリ島」の解説 ポンモシリ島ぽんもしりじま 北海道:宗谷支庁利尻富士町本泊村ポンモシリ島鴛泊(おしどまり)字富士野(ふじの)の富士岬と夕陽丘(ゆうひがおか)展望台とよばれているウェンペシの中間、沖合三〇〇メートルにある小島。周囲七〇〇メートル、標高三一メートル。利尻火山が形成される以前の鮮新世―前期更新世(約二〇〇万年―約一五〇万年前)に港町層、鴛泊層を貫いた貫入岩体(岩質は角閃石安山岩あるいはデイサイト)で構成されている。「蝦夷日誌」(二編)には「従ヲシトマリ ウヱンヘシ 九丁六間 此処より海中一丁にホンモシリと云岩島有。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報