ポーランド同胞教団(読み)ポーランドどうほうきょうだん(その他表記)Bracia polscy

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ポーランド同胞教団」の意味・わかりやすい解説

ポーランド同胞教団
ポーランドどうほうきょうだん
Bracia polscy

アリアニン派とも呼ばれる。宗教改革期のポーランドの急進的新教派。 1562~65年の宗教会議でカルバン教会から分離人文主義,反三位一体説,モラビア再洗礼派の影響を受けた。最左派は私有財産,身分差別,国家権力,戦争に反対し,賦役領主制,農奴制,市民階級卑下を批判した。南部ポーランドのラクフに学芸センターを設立し,教育・文化水準の向上,ポーランド文学の発展に大きく貢献。対抗宗教改革の結果,1658年国外に追放され,ヨーロッパ各地に離散

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