ポーランド記法(読み)ポーランドきほう(その他表記)Polish notation

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ポーランド記法」の意味・わかりやすい解説

ポーランド記法
ポーランドきほう
Polish notation

数値演算や論理演算で,演算子α (+,-,×,÷など) と2つの値 XYが与えられたとき,通常XαY表記するところをαXYXYαのような表記にする場合,これらをポーランド記法,逆ポーランド記法という。通常の式などでは演算順序規定は演算子の優先度パーレン ( ) 表現で行うが,これを (逆) ポーランド記法にすると,( ) を使用する必要がなく,かつ演算子は演算すべき順序に並ぶという便利な形になる。コンパイラ数式などを分解してコンパイルするときにこの考え方が用いられる。

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ASCII.jpデジタル用語辞典 「ポーランド記法」の解説

ポーランド記法

数式を記述する方法ひとつで、被演算子の前に演算子を配置して数式を表す。前置記法とも呼ぶ。たとえば、a+bの数式は、+abと表現される。

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