現代外国人名録2016 の解説
ポール ウォルフォウィッツ
Paul Dundes Wolfowitz
- 職業・肩書
- 元世界銀行(WB)総裁,元米国国防副長官
- 国籍
- 米国
- 生年月日
- 1943年12月22日
- 出生地
- ニューヨーク市ブルックリン
- 学歴
- コーネル大学〔1965年〕卒,シカゴ大学大学院〔1967年〕修了
- 学位
- 政治学博士〔1972年〕
- 経歴
- ポーランドから米国に渡ったユダヤ系移民の家庭に生まれる。1970年エール大学教授を経て、’73年米国国務省に入り、軍備管理軍縮局で第2次戦略兵器制限交渉(SALT2)を担当。カーター政権下で’77〜80年国防副次官補(地域政策立案担当)。レーガン政権下で’81年国務省政策企画委員長、’82年12月国務次官補(東アジア・太平洋担当)、’86年駐インドネシア大使を歴任。’89年4月〜’93年1月ブッシュ政権下で国防次官(政策担当)。’94年ジョンズ・ホプキンズ大学高等国際問題研究大学院(SAIS)所長を経て、アーンスト・アンド・ヤングに所属。2001年2月ブッシュJr.政権の国防副長官に就任。政権内の新保守主義者(ネオコン)のトップで、イラクとアフガニスタンでの対テロ戦争では重要な役割を果たした。2005年6月世界銀行(WB)の第10代総裁に就任。2007年6月退任。日米関係に造詣が深い。
出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報