造詣(読み)ゾウケイ

デジタル大辞泉 「造詣」の意味・読み・例文・類語

ぞう‐けい〔ザウ‐〕【造詣】

その分野についての広く深い知識理解、また、すぐれた技量。「郷土芸能造詣が深い」
[類語]学識蘊蓄詳しい知識学問教養該博学殖素養碩学篤学博学博識博覧強記有識物知り生き字引博覧

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精選版 日本国語大辞典 「造詣」の意味・読み・例文・類語

ぞう‐けいザウ‥【造詣】

  1. 〘 名詞 〙 学問・芸術・技術などについての深い理解やすぐれた技量。また、それをきわめていること。
    1. [初出の実例]「自古学道之士。静処林泉。方獲造詣」(出典:明極楚俊遺稿(14C中か)厳侍者静林号説)
    2. 「辰野先生はなかなか寄書珍書に関する御造詣(ごゾウケイ)は深い」(出典:架空文庫について(1947)〈渡辺一夫〉)
    3. [その他の文献]〔新唐書‐崔咸伝〕

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普及版 字通 「造詣」の読み・字形・画数・意味

【造詣】ぞう(ざう)けい

いたる。また、学問・技芸の奥所に通じる。宋・朱熹〔何叔京に答ふる書、四〕易の序(つつし)んで大賜を拜せり。三復味、詣の深き、踐履(せんり)の熟せるを想見す。

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