ポールナース(英語表記)Paul Maxime Nurse

現代外国人名録2016 「ポールナース」の解説

ポール ナース
Paul Maxime Nurse

職業・肩書
生化学者 ロイヤル・ソサエティ会長 元ロックフェラー大学学長

国籍
英国

生年月日
1949年1月25日

出生地
ノーフォーク州

学歴
バーミンガム大学〔1970年〕卒,イースト・アングリア大学卒

学位
博士号(イースト・アングリア大学)〔1973年〕

資格
ロイヤル・ソサエティ会員〔1989年〕, 米国科学アカデミー外国会員〔1995年〕

勲章褒章
レジオン・ド・ヌール勲章シュバリエ章〔2002年〕

受賞
ノーベル医学生理学賞〔2001年〕,ガードナー国際賞〔1992年〕,ローゼンスティール賞〔1992年〕,ラスカー賞〔1998年〕,コープリー・メダル〔2005年〕

経歴
エディンバラ大学、サセックス大学、インペリアルがん研究基金(ICRF)主任研究員を経て、1987〜91年オックスフォード大学微生物学教授、’91〜93年ロイヤル・ソサエティ研究教授、’93〜96年ICRF研究所長、’96年〜2002年同総長、2003〜2011年ロックフェラー大学学長、2010年ロイヤル・ソサエティ会長。酵母スキゾサッカミセス・ポンベを用いて変異体を分離・解析し、細胞分裂という生物の最も基礎となる現象を分子生物学的に解明した。2001年細胞周期の主要な制御因子を発見し、細胞周期研究に道を開いたとして、ICRF主席研究員のティム・ハント、フレッド・ハッチンソンがん研究センター所長・リーランド・ハートウェルとともにノーベル医学生理学賞を受賞

出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android