マイクロジェットビジネス機(読み)まいくろじぇっとびじねすき(その他表記)micro business jet

知恵蔵 の解説

マイクロジェットビジネス機

開発中のセスナ社マスタング、エクリプス・エビエーション社エクリプス500に代表される総重量4.5t以下の社用・自家用小型ジェット機。3.5t以下はウルトラ・ライトとも分類される。従来プロペラ双発機が使われていた分野だが、小推力で燃費が改善されたジェット・エンジンの出現で、開発が具体化した。N類の機体になるのでパイロット1人で運航でき、エアタクシーとしての利用が期待されている。米航空宇宙局(NASA)の推測では、2010年までに5000機が生産される。

(鳥養鶴雄 元日本航空機開発協会常務理事 技術士(航空機部門) / 2007年)

出典 (株)朝日新聞出版発行「知恵蔵」知恵蔵について 情報

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