マウリア朝(読み)マウリアちょう

精選版 日本国語大辞典 「マウリア朝」の意味・読み・例文・類語

マウリア‐ちょう‥テウ【マウリア朝】

  1. ( マウリアはMaurya ) 古代インドのマガダ国王朝前三一七頃‐前一八〇頃)。首都はパータリプトラ(現在のパトナ)。チャンドラグプタナンダ朝を滅ぼし、西北インドを平定して建国。第三代アショカ王の時代に最盛期を迎え、インドとアフガニスタン大半を領有して、インド史上最初の統一国家を築き上げた。その死後王朝は急速に衰退、スンガ朝に滅ぼされた。仏教を中心に、文化が栄えた時代として知られる。孔雀王朝

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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