マス場所(読み)ますばしよ

日本歴史地名大系 「マス場所」の解説

マス場所
ますばしよ

近世の場所(持場)名。シコツ十六場所の一で、一七九九年(寛政一一年)ユウフツ場所に含まれた。千歳川上流域に設定された場所で、一七九一年(寛政三年)の「東蝦夷地道中記」によると牧村源八郎の給所で請負人は阿部屋伝吉、運上金は一五両。乙名ヲツカシテ、人数一三人。九七年の「松前地並東蝦夷地明細記」に「此辺木立原四方見ヘス、幅三四間、此処よりタルマエ山を越え、タルマエへ出る道あり」と記される。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

関連語 持場 漁場

顔や四肢に特有の紅斑がみられる疾患で,伝染性紅斑の俗称。パルボウイルスの感染によって年長幼児,低学年児童に好発し,乳児や成人には少ない。1〜2週間の潜伏期ののち突然発疹が出る。発疹は両ほおに対称的に生...

リンゴ病の用語解説を読む