持場(読み)モチバ

精選版 日本国語大辞典 「持場」の意味・読み・例文・類語

もち‐ば【持場】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 受け持ちの場所。受け持った方面。担当の場所。
    1. [初出の実例]「私しは御当所近辺の持(モ)ち場(バ)、枝柿渋市が代でござる」(出典:歌舞伎・蝶鶼山崎踊(1819)三幕)
  3. 占有の場所。
    1. [初出の実例]「農人の田圃をさして、是は皆我持場也と、云との如き」(出典:今昔較(1874)〈岡三慶〉下)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む