マックギネス石(読み)マックギネスせき

最新 地学事典 「マックギネス石」の解説

マックギネスせき
マックギネス石

mcguinnessite

化学組成CuMg(CO3)(OH)2の鉱物。単斜晶系,空間群P21/a, 格子定数a1.2918nm, b0.9392, c0.3162, β111.23°, 単位格子中4分子含む。微細葉片状結晶の放射状集合。青緑色,半透明,ガラス~絹糸光沢。劈開未決定,硬度2.5, 比重3.1~3.2。薄片では淡青緑~わずかな緑色,屈折率α1.596~1.607,β~γ1.724~1.740,2V(-)。亜鉛孔雀石族に属する。米国カリフォルニア州Red Mountainで,蛇紋岩中の変斑れい岩岩脈に孔雀石・らん銅鉱・銅の硫化物などと産する。日本では愛知県新城市中宇利鉱山の銅やニッケルの硫化物を含む蛇紋岩割れ目に二次的に生成される。名称は多くの希産鉱物を研究に提供した米国の鉱物ディーラーA.L.McGuinness(1926~90)にちなむ。

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出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

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