マッチー沸石(読み)マッチーふっせき

最新 地学事典 「マッチー沸石」の解説

マッチーふっせき
マッチー沸石

mazzite

沸石族,マッチー沸石系列。現在までのところ,mazzite-Mg(Mg2.5K2Ca1.5(Al10Si26O72)・30H2O)とmazzite-Na(Na8(Al8Si26O72)・30H2O)が知られている。以下はmazzite-Mgの諸性質である。六方晶系,空間群P63/mmc, 格子定数a1.839nm, c0.765, 単位格子中1分子含む。無色,ガラス光沢,自形針状結晶の放射状集合体。硬度4,比重2.11。薄片中無色。屈折率ω1.506, ε1.499, 一軸性負,伸長符号負。玄武岩の空隙に菱沸石・十字沸石を伴いまれに産する。構造は合成沸石Ω(オメガ)に類似。1974年発見。イタリアの結晶学者F.Mazziにちなむ。

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出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

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