最新 地学事典 「マッドマウンド」の解説
マッドマウンド
mud mound
石灰泥を主体とした炭酸塩ビルドアップで,幅数10m〜数100m,高さ数m〜数10m程度の塊状堆積体。炭酸塩ランプ深部や陸棚斜面にしばしば見られる。主としてぺロイド質石灰泥からなり,枝状あるいは塊状のウミユリ・コケムシ・石灰質海綿・藻類などの化石が散在する。成因として,①バクテリアや藻類による石灰泥の沈殿,②コケムシやウミユリが障害物になっての石灰泥の捕捉,③流れによるマウンド周辺での石灰泥の集中,などがあげられる。
執筆者:松田 博貴
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

