捕捉(読み)ほそく

精選版 日本国語大辞典 「捕捉」の意味・読み・例文・類語

ほ‐そく【捕捉】

〘名〙
① とらえること。つかまえること。
※令義解(833)捕亡「凡糺捉盗賊者。〈謂。糺告及捕捉。其糺告親属。律有科条〉」
※春の城(1952)〈阿川弘之〉二「所謂(いわゆる)同文電報が『ABKF』でスイスに発信されるのを捕捉して」 〔唐懿宗‐即位赦文〕
② 人の気持や、表現の意味などを正しくとらえること。理解すること。
※政党評判記(1890)〈利光鶴松〉五「漠乎として捕束するに苦しめども」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「捕捉」の意味・読み・例文・類語

ほ‐そく【捕捉】

[名](スル)とらえること。つかまえること。「賊を捕捉する」「意図を捕捉する」
[類語]捕まえるつか引っ掴むとらえる握る押さえる把捉はそくする

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

普及版 字通 「捕捉」の読み・字形・画数・意味

【捕捉】ほそく

とらえる。

字通「捕」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

線状降水帯

線状に延びる降水帯。積乱雲が次々と発生し、強雨をもたらす。規模は、幅20~50キロメートル、長さ50~300キロメートルに及ぶ。台風に伴って発達した積乱雲が螺旋らせん状に分布する、アウターバンドが線状...

線状降水帯の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android