マティーセンの規則(読み)マティーセンのきそく(その他表記)Matthiessen's rule

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「マティーセンの規則」の意味・わかりやすい解説

マティーセンの規則
マティーセンのきそく
Matthiessen's rule

電気抵抗電子格子欠陥格子振動により散乱されるため生じるが,散乱機構が複数個ある場合には,個々の散乱機構による抵抗の和になるという経験則。 1862年 A.マティーセンによって発見された。この規則に従わない例も知られている。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む