マラバール海岸(その他表記)Malabar

山川 世界史小辞典 改訂新版 「マラバール海岸」の解説

マラバール海岸(マラバールかいがん)
Malabar

インド西南部の海岸。一般的にはケーララ州の海岸部をさす。古くからアラビア東南アジアとの海上貿易の中継地として,また胡椒(こしょう)の輸出地として栄えた。そのためさまざまな地域との間の人的・文化的交流が盛んであり,キリスト教イスラーム教が強い影響を残した。15世紀末にヴァスコ・ダ・ガマカリカット港に到来し,以降ヨーロッパ商人による交易が増大した。18世紀末までにイギリス支配下に入った。

出典 山川出版社「山川 世界史小辞典 改訂新版」山川 世界史小辞典 改訂新版について 情報

関連語 ガマ 胡椒

機械メーカー。トヨタグループの総本家で,繊維機械のほかトヨタ自動車からの小型商用車の受託生産,エンジンその他の自動車部品,フォークリフトなどの産業用車両の生産も行なう。1926年豊田佐吉が,みずから発...

豊田自動織機の用語解説を読む