現代外国人名録2016 「マリアノリベラ」の解説
マリアノ リベラ
Mariano Rivera
- 職業・肩書
- 元大リーグ選手
- 国籍
- パナマ
- 生年月日
- 1969年11月29日
- 出生地
- パナマシティ
- 受賞
- カムバック賞(アリーグ)〔2013年〕
- 経歴
- 1990年2月大リーグのヤンキースと契約。’95年5月メジャー初昇格後、先発も務めたが、’96年よりリリーフとして活躍。投げ込む球のほとんどが、ベース上でホップする速球で三振の山を築きあげる。’97年から抑えに昇格。’98年ワールドシリーズで3セーブを挙げ世界一に貢献。’99年45セーブでタイトル獲得、ワールドシリーズMVPに選ばれる。2000年10月対マリナーズ戦でポストシーズンの連続イニング無失点を33回1/3に伸ばし、38年ぶりに記録を更新。同年ワールドシリーズでシリーズ記録の7セーブを挙げ、優勝に貢献。2001年50セーブ、2004年は53セーブをマークしてタイトルを獲得。デビュー以来ヤンキース一筋で、2011年5月史上初の同一チームで1000試合登板を達成(1000試合登板は15人目)。2011年9月対ツインズ戦で通算602セーブをマーク、トレバー・ホフマンを抜いて歴代最多記録となった。2013年3月同季限りでの引退を表明。オールスターでは8回を3人で抑えて史上最年長の43歳でMVPに輝いた。史上最多の652セーブを挙げて、同年引退。鋭く変化するカットボールやファストボールを武器に、ヤンキースの絶対的守護神として5度の世界一に貢献した。実働19年、1115試合登板、82勝60敗652セーブ、1173奪三振、防御率2.21。セーブ王3回(1999年,2001年,2004年)、ワールドシリーズ制覇5回(1996年,’98〜99年,2000年,2009年)、オールスター選出13回(1997年,’99年、2000〜2002年,2004〜2006年,2008〜2011年,2013年)。現役時代は188センチ、88キロ。右投右打。1997年に全球団で永久欠番とすることが定められた背番号42を最後まで背負い続けた。従弟のルーベンは外野手で、ヤンキースのチームメイトだった。
出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報