現代外国人名録2016 「マリシアハイデ」の解説
マリシア ハイデ
Marcia Haydée
- 職業・肩書
- バレリーナ,振付師 元シュトゥットガルト・バレエ団プリマ
- 生年月日
- 1935年4月18日
- 出生地
- ブラジル・リオデジャネイロ
- 本名
- Haydée Pereira da Silva,Marcia
- 学歴
- 英国ロイヤル・バレエ学校
- 経歴
- 3歳からバレエを始め、16歳で英国のサドラーズ・ウェルズ・バレエ学校(現・ロイヤル・バレエ学校)に入学。1957年モンテカルロのマルキ・ド・クエヴァスバレエ団に入団。その後、著名な振付師ジョン・クランコに見出されて’61年シュトゥットガルト・バレエ団のプリマとなる。以来、ジョン・クランコのミューズとして彼の作品に深く関わる。’73年クランコの急逝後、’76〜96年同バレエ団の芸術監督を兼ねる。ジョン・ノイマイヤーらの作品でも活躍した。’92〜96年チリのサンティアゴバレエ団芸術監督。代表作に「ロミオとジュリエット」「オネーギン」「じゃじゃ馬馴らし」(以上クランコ振付)、「令嬢ジュリー」「大地の歌」(以上マクミラン振付)、「椿姫」(ノイマイヤー振付)などがあり、自身が演出・振り付けしたものに「ジゼルとウィリーたち」「眠れる森の美女」がある。’94年名作ブロードウェイ・ミュージカル「オン・ユア・トーズ」に挑む。戦後を代表するプリマの一人で、最高のダンス・アクトレス(バレエ女優)といわれる。2007年70歳を祝うガラ公演が開催された。
出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報