マリ〔シリア〕(その他表記)Mari

山川 世界史小辞典 改訂新版 「マリ〔シリア〕」の解説

マリ〔シリア〕
Mari

前3~前2千年紀のシリア古代都市,およびそれを首都とする王国名称ユーフラテス川中流域のテル・ハリリと同定される。前2千年紀初期の王宮跡から2万枚を超える楔形文字粘土板文書が出土した。前18世紀バビロン第1王朝のハンムラビに征服されるまで,ユーフラテスの河川交通要衝として政治的重要性を誇った。

出典 山川出版社「山川 世界史小辞典 改訂新版」山川 世界史小辞典 改訂新版について 情報

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む