マルチパラメーターフェーズドアレイレーダー(その他表記)multi parameter phased array radar

デジタル大辞泉 の解説

マルチパラメーターフェーズドアレイ‐レーダー(multi parameter phased array radar)

2種類の電波偏波)を同時に発射して雨量を正確に推定するマルチパラメーターレーダーと、広範囲を迅速に観測するフェーズドアレイレーダーを組み合わせた気象レーダー。急速に発達する積乱雲を約30秒間隔で観測し、20~30分先の集中豪雨竜巻出現の高精度な予測に活用される。マルチパラメーターフェーズドアレイ気象レーダー(MP-PAWR)。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android