マースチュー石(読み)マースチューせき

最新 地学事典 「マースチュー石」の解説

マースチューせき
マースチュー石

marsturite

化学組成CaNaMn3Si5O14OH)の鉱物。三斜晶系,空間群,格子定数a0.770nm, b1.203, c0.678, α85.26°, β94.10°, γ111.04°, 単位格子中2分子含む。刃状結晶,粒状晶の集合。白~ピンク~淡黄橙色,透明~半透明,ガラス光沢。劈開{001}に完全。硬度~6,比重3.46。薄片では無~淡橙黄色,屈折率α1.686,β1.691, γ1.708, 2V(+)~60°, 光分散rv弱。準輝石の一種で,ソーダ南部石と固溶体を形成。米国ニュージャージー州Franklinの変成鉱床中からばら輝石・マンガン斧石・ガノフィル石などに伴う。日本でも東京都西多摩郡奥多摩町白丸鉱山などの変成マンガン鉱床から産出。名称は米国ロスアンゼルス自然史博物館の宝石・鉱物展示に貢献をしたMarion Stuartにちなむ。

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