ソーダ南部石(読み)ソーダなんぶせき

最新 地学事典 「ソーダ南部石」の解説

ソーダなんぶせき
ソーダ南部石

natronambulite

化学組成(Na,Li)(Mn,Ca)4Si5O14OH)の鉱物。三斜晶系,空間群,格子定数a0.7620nm, b1.1762, c0.6737, α92.81°,β94.55°,γ106.87°, 単位格子中2分子含む。粒状結晶の塊状集合。帯ピンク橙色,半透明,ガラス光沢。劈開{100}・{001}に完全。硬度5.5~6,比重3.51。薄片では淡黄色,屈折率α1.706, β1.710, γ1.730, 2V(+)~45°, 光分散rv。南部石のナトリウム置換体。岩手県下閉伊郡田野畑村田野畑鉱山の変成マンガン鉱床から石英・アルバイト・ばら輝石・セラン石・エジリン輝石・アルベゾン閃石と共生して産出松原聰ほか(1985)によって新鉱物として発表。名称はナトリウムが卓越する南部石の意。

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出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

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