…これら2曲はこの時期のカンタービレ(歌うような)様式を代表する作品でもあり,主題の抒情的な美しさも大きな特徴となっている。1812年までに《第7交響曲》作品92(1813年初頭),《第8交響曲》作品93(1812)を完成させ,残された15年間の晩年における大管弦楽曲は《ミサ・ソレムニス(荘厳ミサ曲)》作品123(1823)と《第9交響曲》作品125(1824)の2曲を残すだけであった。内省的な深みを増した孤高の晩年様式の中心は室内楽曲とピアノ作品へと移っていく。…
※「ミサソレムニス」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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