法則の辞典 「ミッシェル‐レヴィの図」の解説 ミッシェル‐レヴィの図【Michel-Levy's chart】 分散の著しくない透明結晶においては,干渉色はほぼレターデーションの値で定まる.そこでレターデーション R 値を横軸に,薄片の厚さを縦軸にとれば,複屈折量一定の線は原点を通る直線となる. 種々の複屈折量に対してこの直線群を描き,R の値に相当する干渉色で彩色したものをミッシェル‐レヴィの図という.厚さの既知の薄片の干渉色を観察して複屈折量を推定するのに利用される. 出典 朝倉書店法則の辞典について 情報 Sponserd by