interference color
直交ニコル下に白色光で観察したときの光学的異方体の薄片の色。レターデーションRの薄片に入射した波長λ0の光の薄片透過後の合成波の振幅はa′=a sin2θcosπ(R/λ0+1/2)(θは薄片と上下ニコルの振動方向のなす角)。光の強さはa′2に比例するが,白色光のうち,R=nλ0を満足する光のa′は0, R=λ0/2(2n+1)を満足する光のa′は最大で,そのため薄片に色がつく。Rは波長ごとに異なるが,その差は小さく無視できるので,ある特定の光に対するRでその鉱物の干渉色を指定できる。光軸に平行な薄片ではR=0で,暗黒。干渉色はRが小さい(80µmぐらいまで)と単純色に近いが,大きいと白色に近い。前者が低次(low order),後者が高次(high order)の干渉色。
執筆者:端山 好和
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報
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出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
光は干渉により強め合ったり弱め合ったりするが,その条件は光の波長に依存するので,白色光による干渉に際しては,ある波長の光は強め合い,ある波長の光は弱め合うので,着色して見える.これを干渉色という.薄膜はその両面からの多重反射による干渉のため着色して見え,この色は膜の厚さに依存する.
出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報
…この実験で,単色光の代りに白色光を使うときには,波長によって強め合うところと弱め合うところが違うので,スクリーン上には色のついた帯が並ぶ。これが干渉によるスペクトルで,干渉色とも呼ばれる。ヤングのあと,いろいろの干渉実験が行われて,その結果として光が波と考えられるようになった。…
…しかし,薄膜を白色光で照明するとき,膜の表面,裏面からの反射光または透過光が干渉し,明暗の条件が波長によって異なるために,薄膜の反射光に色が生ずる。これを薄膜の干渉色,または単に薄膜の色と呼んでいる。干渉色は,薄膜の厚さに対応して変化するが,厚さの変化に対して干渉色が急激に変わるところがあり,これを鋭敏色という。…
※「干渉色」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
〘 名詞 〙 春の季節がもうすぐそこまで来ていること。《 季語・冬 》 〔俳諧・俳諧四季部類(1780)〕[初出の実例]「盆栽の橙黄なり春隣〈守水老〉」(出典:春夏秋冬‐冬(1903)〈河東碧梧桐・高...