ミッドエンジン(読み)みっどえんじん(その他表記)midship engined car

日本大百科全書(ニッポニカ) 「ミッドエンジン」の意味・わかりやすい解説

ミッドエンジン
みっどえんじん
midship engined car

自動車で、座席と後車軸の間にエンジンを備える型式のこと。エンジンというもっとも重い部分がホイールベース中間の重心位置、およびZ軸(自動車が向きを変える際の垂直の中心軸)に近づくので、走行中のステアリングへの応答性がよくなり、きびきびとした操縦性が得られる。レーシングカーはすべてミッドエンジン型式をとっているが、市販スポーツカーでも、とくに操縦性を重視する車には採用しているものもある。

[高島鎮雄]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

生命維持活動に必須なエネルギーの獲得や,成長に必要な有機材料を合成するために生体内で起るすべての生化学反応の総称。複雑な分子を単純な分子へ分解してゆく過程でエネルギーを獲得する分解代謝または異化 (カ...

代謝の用語解説を読む