ミッドエンジン(読み)みっどえんじん(その他表記)midship engined car

デジタル大辞泉 「ミッドエンジン」の意味・読み・例文・類語

ミッド‐エンジン

midship engineから》⇒ミッドシップ2

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

日本大百科全書(ニッポニカ) 「ミッドエンジン」の意味・わかりやすい解説

ミッドエンジン
みっどえんじん
midship engined car

自動車で、座席と後車軸の間にエンジンを備える型式のこと。エンジンというもっとも重い部分がホイールベース中間の重心位置、およびZ軸(自動車が向きを変える際の垂直の中心軸)に近づくので、走行中のステアリングへの応答性がよくなり、きびきびとした操縦性が得られる。レーシングカーはすべてミッドエンジン型式をとっているが、市販スポーツカーでも、とくに操縦性を重視する車には採用しているものもある。

[高島鎮雄]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android