みつばよつば

精選版 日本国語大辞典 「みつばよつば」の意味・読み・例文・類語

みつば‐よつば

〘名〙 (形動) (軒端三つ四つも重なっているさまかという) 壮麗な造りの殿舎が幾棟も建ち並んでいること。また、そのさま。
※催馬楽(7C後‐8C)この殿は「この殿は むべも むべも富みけり 三枝(さきくさ)の あはれ 三枝の はれ 三枝の 美川波与川波(ミツバヨツバ)の中に 殿づくりせりや」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

黄砂

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android