みとあたわす(読み)ミトアタワス

デジタル大辞泉 「みとあたわす」の意味・読み・例文・類語

みとあたわ・す[成句]

《「あたわす」は、交合する意の動詞「あたう」に尊敬助動詞「す」が付いたもの》交合なさる。結婚なさる。
「その八上比売やがみひめは先のちぎりの如く―・しつ」〈・上〉

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精選版 日本国語大辞典 「みとあたわす」の意味・読み・例文・類語

みと あたわす

  1. ( 「あたわす」は、「あたう(当合)」に尊敬の意の助動詞「す」が付いたもの ) 男女が交合をすることをいう尊敬語
    1. [初出の実例]「故、其の八上比売は、先の期(ちぎり)の如く美刀阿多波志都(ミトアタハシつ)〈此の七字は音を以ゐる〉」(出典古事記(712)上)

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