ミドリパプア(その他表記)Papustyla pulcherrima; green tree snail

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ミドリパプア」の意味・わかりやすい解説

ミドリパプア
Papustyla pulcherrima; green tree snail

軟体動物門腹足綱ナンバンマイマイ科。陸産貝。殻高 3.6cm,殻径 2.5cm。殻はやや厚く高円錐形,螺層は7階で各階のふくらみは弱い。殻表は平滑光沢があり,鮮かな緑色の地で縫合沿いと殻底周縁に黄色の細帯があるが,黄色の地に緑色帯を有する個体もある。殻口内は白色。軟体部は透明感のある淡黒灰色。ニューギニア島北方のマヌス島特産で現地では普通であるが,美しいので捕獲売買の対象とされ絶滅の危険があるため,ワシントン条約で取引が規制されている。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む