現代外国人名録2016 「ミハエル1世」の解説
ミハエル1世
ミハエルイッセイ
Michael
- 職業・肩書
- 元ルーマニア国王
- 国籍
- ルーマニア
- 生年月日
- 1921年10月25日
- 経歴
- ホーエンツォレルン家。カロル2世とヘレネ王妃との長男。カロル2世がルペスク夫人との恋愛事件で王位継承権を放棄したため、1925年皇太子となる。’27年祖父のフェルディナント1世の死去により、6歳で国王に即位。その後’30年にカロル2世が復位した際皇太子となり、’40年父の退位で再び即位。しかし第二次大戦後共産党が政権を握ったため’47年12月退位、’48年1月スイスのジュネーブに亡命。’89年12月テレビを通じ国民にチャウシェスク政権打倒を呼びかけ、’90年12月43年ぶりに一時帰国。’91年1月ルーマニア政府より国籍が与えられ、’92年4月再度帰国した。同国の人権団体より市民権回復の申請が行われていたが、’95年却下された。’97年2月ルーマニア政府は市民権を50年ぶりに回復。同年3月帰国。
出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報