ミミルの泉(読み)みみるのいずみ(その他表記)Mimisbrunnr

日本大百科全書(ニッポニカ) 「ミミルの泉」の意味・わかりやすい解説

ミミルの泉
みみるのいずみ
Mimisbrunnr

北欧神話に現れる泉。『スノッリのエッダ』の「ギュルビたぶらかし」によれば、トネリコの大樹イグドラシルの根の一つが霜の巨人の所に達していて、その根の下にミミルの泉がある。この泉の持ち主はミミルという巨人で、知恵の固まりだが、それはミミルがこの泉の水を毎日ギャラルホルンという角杯(つのさかずき)で飲んでいるからであった。主神オーディンは、自分の目と引き換えにミミルの水を一口飲んで知恵と知識を得たが、これは泉を神聖視するゲルマン人信仰と、賢者ミミルの伝説が結び付いたものと思われる。

[谷口幸男]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

春になって暖かくなりかけた頃、急に寒さが戻って、地面などがまた凍りつく。《 季語・春 》[初出の実例]「七瀬御秡 同晦日也。〈略〉雪汁いてかへる」(出典:俳諧・誹諧初学抄(1641)初春)...

凍返るの用語解説を読む