ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ミュレ」の意味・わかりやすい解説
ミュレ
Muret, Marc-Antoine
[没]1585.6.6. ローマ
フランスのユマニスト,古典学者。ラテン名 Muretus。異端的思想と非道徳的行為のかどで国外に追放され,1563年以後はローマ大学教授として,プラトン,アリストテレス,キケロ,ラテン詩人,ローマ法などを原典批評的に論じ,モンテーニュをはじめ全ヨーロッパの人文主義者に多大の影響を与えた。
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