ミリカリア(その他表記)German tamarisk
Myricaria germanica Desv.

改訂新版 世界大百科事典 「ミリカリア」の意味・わかりやすい解説

ミリカリア
German tamarisk
Myricaria germanica Desv.

ギョリュウ科の落葉低木。ギョリュウに似ているが,10本の基部で合着したおしべを有し,4~8本のおしべをもつギョリュウ属から区別される。葉は小型の鱗片状で披針形,青緑色で互生する。花は枝に頂生する総状の花序に多数つき,淡紅色から白色。高さ2mほどの小低木なので,花木,切花のほか,鉢物としても栽培される。南ヨーロッパから西アジアの乾燥地域が原産地である。ミリカリア属Myricariaは10種ほどが,ギョリュウ属とほぼ同じ地域の地中海域からアジアの乾燥地域に分布し,花木として利用されるほかに,枝がヤギヒツジ飼料とされるものがある。
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