花木(読み)カボク

大辞林 第三版の解説

かぼく【花木】

花と木。
花の咲く木。

はなき【花木】

花と木。
花の咲く木。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

花木
かぼく

観賞に値する美しい花を咲かす樹木をさすが、広義には観賞のため栽培される果実や葉をつけるものも含む。開花期により春夏秋冬の花木に分けられ、熱帯に産するものは四季の区別なく開花するものが多いが、これらは一般的に温室花木あるいは熱帯花木とよばれる。利用面からは次のように分類される。[堀 保男]

庭木

ウメ、ボケ、マンサク、ジンチョウゲ、レンギョウ、アジサイ、サツキ、ツツジ、ボタン、クチナシ、ムクゲ、サザンカ、ツバキ、ロウバイ、そのほか実の美しいナンテン、ウメモドキ、ムラサキシキブなど。[堀 保男]

鉢物花木

ウメ、ボケ、エニシダ、オウバイ、アジサイ、アザレア、バラ、カイドウ、ヒメリンゴ、ブーゲンビレア、ハイビスカス、ゲンペイカズラ、ギョリュウバイなど。[堀 保男]

切り花としての枝物花木

モモ、ボケ、エニシダ、ヤナギ類、サクラ、サンシュユ、ユキヤナギ、ツツジ、ツバキ、ナンテンなど。[堀 保男]

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動植物名よみかた辞典 普及版の解説

花木 (ハナノキ)

植物。カエデ科カエデ属の落葉高木または低木の総称。カエデの別称

花木 (ハナノキ)

植物。スイカズラ科の落葉低木,園芸植物,薬用植物。ニワトコの別称

花木 (ハナノキ)

植物。カエデ科の落葉高木,高山植物。ハウチワカエデの別称

花木 (ハナノキ)

植物。カエデ科の落葉小高木。ヒトツバカエデの別称

花木 (ハナノキ)

植物。ミズキ科の落葉高木,園芸植物。ミズキの別称

花木 (ハナノキ)

植物。シキミ科の常緑小高木・高木,園芸植物,薬用植物。シキミの別称

花木 (ハナノキ)

植物。ツバキ科の常緑高木,園芸植物。サカキの別称

花木 (ハナノキ)

学名:Acer pycnanthum
植物。カエデ科の落葉高木,園芸植物

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

精選版 日本国語大辞典の解説

か‐ぼく クヮ‥【花木】

〘名〙 花と木。また、花の咲く木。花樹。
※法性寺関白御集(1145か)花木逢恩賞「逢恩逢賞喜無窮。花木帯栄立箇中
※拾玉得花(1428)「桜・梅・桃・梨なんどの色々の花木(クヮボク)にもわたるべし」 〔常建‐題破山寺後禅院詩〕

はな‐の‐き【花木】

〘名〙
① カエデ科の落葉高木。本州中部の山間の沢地にまれに生え、天然記念物に指定されているものもある。高さ二五メートルに達することがある。葉は細長い柄をもち対生。葉身は円形ないし心臓形で浅く三裂し縁は不整の鋸歯があり、裏面は白い。雌雄異株。花は紅色で、旧年枝の側芽から束状に出た花柄につく。春、葉に先だって開く。花弁は五枚。果実の翼は鋭角に開く。はなかえで。〔物品識名(1809)〕
② 植物「しきみ(樒)」の異名。〔物類称呼(1775)〕

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世界大百科事典内の花木の言及

【園芸】より

…続く《万葉集》では160種あまりの植物が詠まれている。歌中,庭,宿などが歌いこまれ栽培されていたとわかる花には,日本自生の花木としてヤマブキ,フジ,ハギ,ツバキ,サクラ,ウツギ,アジサイ,センダン,ネムノキの9種,庭木としてマツ,タケ,草花のユリとナデシコの計13種がある。渡来の花木,果樹,草花にはウメ,モモ,ケイトウなど10種がある。…

【花卉市場】より

…花卉は一般には花の咲く草本を意味するが,園芸作物として花卉という場合は,観賞用に栽培する切花(切葉,切枝を含む)類,鉢物類,花壇用苗物類,球根類,花木類,芝類をさす。本項では,この意味での花卉の生産,流通・貿易を取り上げる。…

※「花木」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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