ミルメカイト(その他表記)myrmekite

最新 地学事典 「ミルメカイト」の解説

ミルメカイト

myrmekite

斜長石と蠕ぜん虫状ないし虫食い状石英(vermicular quartz)との連晶。主として斜長石とアルカリ長石の接触部に形成される。A.Holmes(1920)による。火成岩の固結過程で,熱水期に形成されることが多い。この熱水による変質作用でアルカリ長石が交代されて生じる。比較的浅所に貫入した花崗岩によくみられる。斜長石組成は虫食い状石英に富むほどアノーサイト成分が高くなる傾向がある。

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出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

関連語 田結庄 良昭 小島

岩石学辞典 「ミルメカイト」の解説

ミルメカイト

斜長石と蠕虫(足のない虫)状の石英の連晶で,一般にカリ長石を置き換えている.斜長石の周辺を虫食い状に石英が交代しており,斜長石とカリ長石の接触部に発達する.マグマ固結の最終時期あるいは深成岩活動に引き続いた下降交代作用の時期に形成されたものである.最初はフーケとミシェル-レヴィが記載し,ゼーダーホルムが命名した[Fouque & Michel-Levy : 1879, Sederholm : 1899].ギリシャ語でmyrmekiaはこぶ,木の幹のいぼの意.

出典 朝倉書店岩石学辞典について 情報

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