法則の辞典 の解説 ミルン‐エディントンモデル【Milne-Eddington model】 天体大気中で原子/分子の線吸収が生じるとき,その強度は連続吸収係数 kν と線吸収係数 kν′ との比(kν′/kν)に依存する.一般にはこの比は大気中の深さに依存するはずであるが.単純化して一定であるとしたモデルをいう. これに対して,大気上層で kν=0で kν′ のみ有限,その下では kν′=0で kν のみ有限というモデルをシュスター‐シュヴァルツシルトのモデル*という. 出典 朝倉書店法則の辞典について 情報