ミルン‐エディントンモデル(その他表記)Milne-Eddington model

法則の辞典 の解説

ミルン‐エディントンモデル【Milne-Eddington model】

天体大気中で原子/分子の線吸収が生じるとき,その強度は連続吸収係数 kν と線吸収係数 kν′ との比(kν′/kν)に依存する.一般にはこの比は大気中の深さに依存するはずであるが.単純化して一定であるとしたモデルをいう.

これに対して,大気上層で kν=0で kν′ のみ有限,その下では kν′=0で kν のみ有限というモデルをシュスター‐シュヴァルツシルトのモデル*という.

出典 朝倉書店法則の辞典について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android