み越路(読み)みこしじ

精選版 日本国語大辞典 「み越路」の意味・読み・例文・類語

み‐こしじ‥こしぢ【み越路】

  1. ( 「み」は接頭語 ) 越(こし)の国へ通じる道。また、越の国を通る道。北陸道一説に「み」は三で、越の三国すなわち、越前・越中・越後の称。こしじ。
    1. [初出の実例]「畏みと告(の)らずありしを美故之治(ミコシヂ)手向に立ちて妹が名告りつ」(出典万葉集(8C後)一五・三七三〇)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 実例 初出

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む