現代外国人名録2016 「ムクタダサドル」の解説
ムクタダ サドル
Muqtada al- Sadr
- 職業・肩書
- イスラム教シーア派指導者
- 国籍
- イラク
- 生年月日
- 1973年8月12日
- 出生地
- バグダッド
- 経歴
- 1980年にフセイン政権下で処刑されたイスラム教シーア派最高権威“大アヤトラ”のムハンマド・バーキル・サドル師らを輩出した名門の家系に生まれる。同じく大アヤトラとしてフセイン政権に不服従の姿勢を貫いた父のムハンマド・サーディクは’99年に暗殺され、兄弟2人も父と同時に失う。2003年のイラク戦争後、米軍の暫定占領統治に対する住民の反発が強まる中、父の威光を背景に支持を拡大し、宗教家としては学生の身分ながら強硬派指導者として台頭。民兵“マフディ軍団”を組織し、占領軍と対立。2014年2月自身のホームページで政治活動を辞めると発表した。
出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報