すべて 

ムコノラクトン

化学辞典 第2版 「ムコノラクトン」の解説

ムコノラクトン
ムコノラクトン
muconolactone

4-carboxymethyl-4-hydroxyisocrotonolactone.C6H6O4(142.11).ジエン構造を含む直鎖ジカルボン酸であるムコン酸には3種類の幾何異性があるが,一方がシス形異性体は,Psuedomonas fluorescensより得られるラクトン化酵素により,分子内付加反応してラクトンを生成する.trans,trans-ムコン酸はまったくラクトン化されない.cis,cis-ムコン酸からは(S)-ムコノラクトン(融点76.5 ℃),cis,trans-ムコン酸からは(R)-ムコノラクトン(-78°(クロロホルム))が得られる.ラセミ体は針状晶.融点112 ℃.[CAS 6666-46-2][CAS 32486-24-1:(R)-ムコノラクトン]

出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報

すべて 

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む