ムシャッタ宮殿(読み)ムシャッタきゅうでん(その他表記)Mshatta palace

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ムシャッタ宮殿」の意味・わかりやすい解説

ムシャッタ宮殿
ムシャッタきゅうでん
Mshatta palace

アンマン (ヨルダン) の南の砂漠にある廃虚と化したイスラム宮殿。ウマイヤ朝のワリード2世によって8世紀前半に着工,750年のウマイヤ朝滅亡のため未完成に終ったとされる。1辺約 150mの城壁で囲まれ,南中央部に唯一城門を開く。宮殿は南から控えの諸室,中庭,王の諸室から成り,バシリカ式の謁見の間にはローマ,ビザンチンの伝統がうかがわれる。外壁には浮彫装飾が施され,花模様を中心に動物の姿もみられる。

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