ムト(読み)むと(その他表記)Mut

日本大百科全書(ニッポニカ) 「ムト」の意味・わかりやすい解説

ムト
むと
Mut

古代エジプトの女神古代エジプト語で母を意味し、ヒエログリフでは同音をもつハゲタカの姿で表される。テーベ三神の主神であるアモンアメン)・ラーの妻で、同じく第三の神であるコンス(ヘンスー)神の母とされたので、テーベ市で新王国時代のころに厚い尊崇を受けた。テーベ東方ナイル対岸のカルナックにある、アメンヘテプ3世によって建てられたアメン神殿群の一つにムト神殿がある。この女神はときには牝(めす)ライオンの頭をもつ姿で表される。

矢島文夫


出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

春になって暖かくなりかけた頃、急に寒さが戻って、地面などがまた凍りつく。《 季語・春 》[初出の実例]「七瀬御秡 同晦日也。〈略〉雪汁いてかへる」(出典:俳諧・誹諧初学抄(1641)初春)...

凍返るの用語解説を読む