ムト(読み)むと(その他表記)Mut

日本大百科全書(ニッポニカ) 「ムト」の意味・わかりやすい解説

ムト
むと
Mut

古代エジプトの女神。古代エジプト語で母を意味し、ヒエログリフでは同音をもつハゲタカの姿で表される。テーベ三神の主神であるアモン(アメン)・ラーの妻で、同じく第三の神であるコンス(ヘンスー)神の母とされたので、テーベ市で新王国時代のころに厚い尊崇を受けた。テーベ東方ナイル対岸のカルナックにある、アメンヘテプ3世によって建てられたアメン神殿群の一つにムト神殿がある。この女神はときには牝(めす)ライオンの頭をもつ姿で表される。

[矢島文夫]


出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

晩秋から初冬にかけて現れる穏やかな暖かい晴天。小春とは旧暦 10月のことで,太陽歴では 11月から 12月上旬にあたる。厳しい冬を前に現れる温和な天気を喜んだことばで,アメリカ大陸やヨーロッパにも冬を...

小春日和の用語解説を読む